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2018.04.25 UP
前野健太、心の底から「待ったかいあった」と宣言できる4 年半ぶりのオリジナル・アルバムが完成。

心の底から「待ったかいあった」と宣言できる4 年半ぶりのオリジナル・アルバムが完成。
間違いなく、前野健太の最高傑作であり、“昔からあったような、新しい音楽”。
ここにある詩とサウンドが、これまでの歌謡曲ではない、新時代の歌を掴もうとしている。

新世代のシンガーソングライターとして登場し、音楽誌では10年代のベスト・アルバムに選ばれる名作を残す。「ライブテープ」などドキュメンタリー映画主演やフジロック、サマーソニックなど大型ロックフェスにも出演するなど音楽家としての歩みを進めてきたフォーク・シンガー前野健太。
自身の作品以外にも、KAAT「わかったさんのクッキー」(台本・演出: 岡田利規)の劇中歌を作曲。NHK番組「ジドリ」の劇判、NHK ドラマ「あったまるユートピア」主題歌“いのちのきらめき”を担当。などキャリア10年で生み出してきた詩とメロディが合わさった「うた」が様々な反響を生み、それが反射する形で近年は文筆家、映画・舞台役者へと転がりつづけるように活躍の場所は広がっていった。
16年秋からラジオ日本でレギュラー番組「前野健太のラジオ100年後」がスタート。文筆家としては4年目に突入しようとしている文芸誌「すばる」での連載に始まり、昨年は初のエッセイ集「百年後」を出版。役者としても、昨年韓国・プチョン国際映画祭で特別賞を受賞した映画「変態だ」で初の劇映画主演(みうらじゅん原作、安斎肇監督)。そして東京芸術劇場にて岩井秀人、森山未來と共に出演し、NHK E テレでドキュメントも放送された演劇「なむはむだはむ」にて舞台役者デビューなど気づくと音楽以外の分野で光を浴びることも多くなっていた。そんな未知とも言える新たな世界に感化されながらも「うた」はたえまなくこぼれ続けた。

膨れ上がる、新たなる歌心の追求。そして、日々は過ぎていった。ようやくうたの原石が集まり始めたころ、すばらしいパートナーたちに巡り合う。ceroの荒内佑が初めてのプロデュースを承諾。これまでも多くの時間を共にし、前野の音楽を理解する盟友石橋英子。
まだ20代半ばながらリーダーであったバンド、森は生きている解散後も幅広く活躍する岡田拓郎。そして「恋するフォーチュンクッキー」などを手掛けJ-POP一戦で活躍する編曲家である武藤星児。弾き語り以外はこの4人が前野の楽曲をプロデュース・アレンジ。“ブランニューケンタ”をキーワードに、歌謡曲の時代をなぞるのではなく、これからの歌謡を一緒に作り出したい。そんな想いを胸にアルバム制作がはじまりました。その結果として伊賀航、小西遼、ジム・オルーク、Amazonsなど20名強の参加ミュージシャンたちと心を通わせた音楽が1枚のアルバムとして遂に完成。楽曲が持つポテンシャルが最高なアレンジで録音され、前野本人は主演男優のようにサウンドに身を任せ、すばらしい歌声を聴かせる。その色気をまとった声は将来、歌手・前野健太のデビューと称されるポイントになるかもしれません。
「うた」だけは1度も裏切ることなく、歩んできた正直すぎるシンガーソングライター。だからこそたどり着いた、100年後に生きる人にも届く強い普遍性。日本を彩った偉大な音楽家や歌い手の気配をたぐり寄せながら、仲間と一緒に“新しい歌” を掴もうとするマエケンの再デビュー・アルバム。10年前、母に借金をして勝手に自主デビューした男が、今度は勝手にメジャー・デビューぐらいの気概を示し戻ってきた。

ジャズもロックも歌謡曲も全て混ぜ込んだ十三曲十三色の万華鏡のような1枚。あなたにとってどの曲がかけがえのない歌になるでしょうか?マエケンはきっとこう言うでしょう。「どう感じるかはあなたの自由です」と。そしてこれが日本人にしか語れない歌心。何時聴いても1年中満開の桜をお楽しみください。大人の方はお酒と一緒にお花見気分でどうぞ。

前野健太『サクラ』2018.04.25 On Sale
前野健太 / サクラ
[収録曲]
01. 山に囲まれても
02. 今の時代がいちばんいいよ
03. アマクサマンボ・ブギ
04. 嵐~星での暮らし~
05. 夏が洗い流したらまた
06. マイ・スウィート・リトル・ダンサー
07. 大通りのブルース
08. SHINJUKU AVENUE
09. 虫のようなオッサン
10. 人生って
11. いのちのきらめき
12. ロマンティックにいかせて
13. 防波堤
PECF-1150 felicity cap-280 / ¥2,500+tax
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プロデュース&アレンジ
荒内佑(cero)
石橋英子
岡田拓郎
武藤星児

参加アーティスト 荒内佑、伊賀航、石川広行、石橋英子、岡田拓郎、小口健太郎、小西遼、ジム・オルーク、ジョー・タリア、武嶋聡、千葉広樹、寺井雄一、原元由紀、古川麦、増村和彦、松下マサナオ、武藤星児、山田光、Amazons(大滝裕子・斉藤久美・吉川智子)


前野健太 プロフィール

1979年埼玉県入間市出身。シンガーソングライター。
2007年に自ら立ち上げたレーベル“romance records” より『ロマンスカー』をリリースしデビュー。
2009年全パートをひとりで演奏、多重録音したアルバム『さみしいだけ』を“DIW” よりリリース。
2009年元日に東京・吉祥寺の街中で74分1シーン1カットでゲリラ撮影された、ライブドキュメント映画『ライブテープ』(松江哲明監督) に主演として出演。第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」で作品賞を受賞し全国の劇場で公開された。
2010年9月“Victor Entertainment” より発売された『新・人間万葉歌~阿久悠作詞』へ参加。桂銀淑(ケイ・ウンスク) の「花のように鳥のように」をカバーした音源を発表。のちに同作は上村一夫の絵(『同棲時代』) を使用した新ジャケットによりiTunse などで配信限定リリースされる。
2011年2月“romance records” より3枚目のオリジナルアルバムとなる『ファックミー』をリリース。同年、松江哲明監督の新作映画『トーキョードリフター』に再び主演として出演。全国劇場で公開される。また主題歌をリレコーディングしたコンセプトアルバム『トーキョードリフター』を“felicity” よりリリース。
2011年末には第14回みうらじゅん賞を受賞。
2012年auの新CM 「あたらしい自由」篇に出演。
2013年1月、ジム・オルークをプロデューサーに迎え制作された4枚目のアルバム『オレらは肉の歩く朝』を発売。同年7月「FUJI ROCK FESTIVAL’ 13」へ出演。12月、5枚目のアルバム『ハッピーランチ』を発売。
2014年8月「SUMMER SONIC 2014」へ出演。10月、初のライブアルバム『LIVE with SOAPLANDERS 2013-2014』を発売。月刊「すばる」にてエッセイの連載を開始。
2015年7月、KAAT キッズ・プログラム2015 おいしいおかしいおしばい『わかったさんのクッキー』(台本・演出:岡田利規)の劇中歌を作曲。12月NHK 番組「ジドリ」の音楽を担当。雑誌『Number Do』に初小説を寄稿。CD ブック『今の時代がいちばんいいよ』を“エランド・プレス” より発売。
2016年10月、初のラジオレギュラー番組「前野健太のラジオ100年後」が1422ラジオ日本で放送開始。同年12月、主演映画『変態だ』(みうらじゅん原作、安斎肇監督) が新宿ピカデリーを皮切りに全国公開。
2017年2月、初舞台となる『なむはむだはむ』(つくってでる人:岩井秀人、森山未來、前野健太) に参加。東京芸術劇場にて2月18日〜3月12日まで上演。同作の滞在制作の模様を密着したドキュメント映像「コドモのひらめき オトナの冒険~ “なむはむだはむ” の世界~」がNHK Eテレで放映された。同年3月3日初のエッセイ集『百年後』を“STAND!BOOKS” より刊行。

https://maenokenta.com/



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